村上隆さん作品の値段が日々高騰し続けていますね。
先日、立体作品マイ・ロンサム・カウボーイが、サザビーズ・ニューヨークで開いたオークションにて約16億円で落札された事で拍車がかかり、更にスイス・バーゼル・アートフェアにおいてもオーバル・ブッタが約8.5億円にて購入されるなど、確実に村上作品は好き嫌い抜きにしてブルーチップ銘柄として欧米市場では捕らえられてきています。
株式市場で例えると一部上場銘柄に格上げですね。
ブルーチップであることの簡単な定義としては、存在そのものに安定感、信用感があり、常に取引量が多く流動性が確保出来、作品自体の価格も高いので、規模の大きな取引が容易に考えられるようになること。即ち、そこに確実なマーケットが存在し、世界の富裕層に安定した売買を許す環境があること。アート、美術品の枠を超えて、ひとつの経済合理性のある商品と見られるわけです。
アメリカよりスタートした村上回顧展は下記スケジュールにおいて今後ヨーロッパを巡回し、世界標準を更に確固たるものにするでしょう。
2008.9.27〜2009.1.4 フランクフルト近代美術館
2009.2.16〜2009.5.31 ビルバオグッゲンハイム美術館
投資効率も含めて美術品を購入してみたいと思ってる方は、今からでも彼の作品を余裕資金にて購入することをお勧め致します。来年度中には少なくとも現在の価格より高くなっている可能性が非常に高いでしょう。
純粋にアートが好きなだけな方々には、このような投資活動に近い見地からの発言は批判を浴びそうですが、入り口に綺麗事は必要ないと思います。アートに携わる最初のきっかけは何であろうと良いと思います。その潤った資金にて新たなアーティストの作品を買い、アートマーケットに還元し、良い循環/市場形成に貢献すれば良いのです。市場がないと何も始まらないのであり、純粋に好きなだけよりも購入する事に意味があるのです。
村上さん以外の既に名のあるその他の日本、韓国現代アーティスト、例えば草間彌生 、リ・ユーファンなどは、オークションにおいても不落札が目立ってきており、流動性の観点からみても作品が流通し過ぎた結果、価格が下落始めている傾向があります(サムソンのオーナー一族が会社資金を不正に利用し、美術品をしこたま買い漁っていた事実が発覚し、社会的問題になった事も韓国アートマーケットに悪影響を及ぼしました)。
その点村上さんは自社(カイカイキキ)において、ギャラリーから製作まで全てを垂直統合による管理、経営をしていますので、市場に流通する作品がだぶつき、価格が下落する事が最小限に抑えられています。
現在、村上さんの作品を購入すると10年間の譲渡制限の縛りをうける事なども良い例です。それだけ徹底した価格コントロールが出来るアーティストは世界中探しても何処にもいないですよね。村上さんは作品の立案はしますが、実際に作品を完成させるのは村上さんが率いるカイカイキキ・スタッフの方々です。従って、作品制作以外のマーケティングや管理、経営全般に目が行き届く事が可能になるのでしょうね。
個人的に村上さんはとても才能のある素晴らしいアーティスト兼事業家だと思います。常に先のVISIONを明確にした上で、孤島からの新参者が生きぬ抜くためのシステムを聖地である欧米美術界で定まった規律、ルールの中に構築したのだと思います。
美術とビジネスは相反する。採算性を度外視した活動が美しい的な発想など、この世にはない。欲しい人、買いたい人が居て、市場は始めて成立する。即ち、売れる、人々に求められる作品を生み出すことが作家の使命であり、パトロン、コレクター、ギャラリスト達はその対価を支払い、作品を買取り、自己で保有するか販売するかを判断するだけである、と非常に合理的な発想の元に村上さんは活動をしているわけですが、僕も基本的には同意出来るし、そこまで到達した人だからこそ言える発言だとも思います。
自己満足や自分の為だけに活動するのが本分であるならば話は別ですが、それには有り余った資産が無い限り現実的には継続できないと思います。ただ好きだから、活動を継続したいからだけの目的が原動力では到底厳しい世界において村上さんの様に生き抜いてはいけないでしょうね。
どこの世界でも長く生き残るのは厳しいのですから。
村上さん動画
村上さん関連商品:
こちらは村上さんの芸術起業論。
非常に面白い内容なのでお勧めです。
この本はアートに興味の無いビジネスマンが読んでも面白いと思える内容です。
こちらは村上さんも一部出ているマーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン ~モード界の革命児~。 こちらもとても面白くてお勧め。初めてカメラが潜入したヴィトンの内部世界。
先日、立体作品マイ・ロンサム・カウボーイが、サザビーズ・ニューヨークで開いたオークションにて約16億円で落札された事で拍車がかかり、更にスイス・バーゼル・アートフェアにおいてもオーバル・ブッタが約8.5億円にて購入されるなど、確実に村上作品は好き嫌い抜きにしてブルーチップ銘柄として欧米市場では捕らえられてきています。
株式市場で例えると一部上場銘柄に格上げですね。
ブルーチップであることの簡単な定義としては、存在そのものに安定感、信用感があり、常に取引量が多く流動性が確保出来、作品自体の価格も高いので、規模の大きな取引が容易に考えられるようになること。即ち、そこに確実なマーケットが存在し、世界の富裕層に安定した売買を許す環境があること。アート、美術品の枠を超えて、ひとつの経済合理性のある商品と見られるわけです。
アメリカよりスタートした村上回顧展は下記スケジュールにおいて今後ヨーロッパを巡回し、世界標準を更に確固たるものにするでしょう。
2008.9.27〜2009.1.4 フランクフルト近代美術館
2009.2.16〜2009.5.31 ビルバオグッゲンハイム美術館
投資効率も含めて美術品を購入してみたいと思ってる方は、今からでも彼の作品を余裕資金にて購入することをお勧め致します。来年度中には少なくとも現在の価格より高くなっている可能性が非常に高いでしょう。
純粋にアートが好きなだけな方々には、このような投資活動に近い見地からの発言は批判を浴びそうですが、入り口に綺麗事は必要ないと思います。アートに携わる最初のきっかけは何であろうと良いと思います。その潤った資金にて新たなアーティストの作品を買い、アートマーケットに還元し、良い循環/市場形成に貢献すれば良いのです。市場がないと何も始まらないのであり、純粋に好きなだけよりも購入する事に意味があるのです。
村上さん以外の既に名のあるその他の日本、韓国現代アーティスト、例えば草間彌生 、リ・ユーファンなどは、オークションにおいても不落札が目立ってきており、流動性の観点からみても作品が流通し過ぎた結果、価格が下落始めている傾向があります(サムソンのオーナー一族が会社資金を不正に利用し、美術品をしこたま買い漁っていた事実が発覚し、社会的問題になった事も韓国アートマーケットに悪影響を及ぼしました)。
その点村上さんは自社(カイカイキキ)において、ギャラリーから製作まで全てを垂直統合による管理、経営をしていますので、市場に流通する作品がだぶつき、価格が下落する事が最小限に抑えられています。
現在、村上さんの作品を購入すると10年間の譲渡制限の縛りをうける事なども良い例です。それだけ徹底した価格コントロールが出来るアーティストは世界中探しても何処にもいないですよね。村上さんは作品の立案はしますが、実際に作品を完成させるのは村上さんが率いるカイカイキキ・スタッフの方々です。従って、作品制作以外のマーケティングや管理、経営全般に目が行き届く事が可能になるのでしょうね。
個人的に村上さんはとても才能のある素晴らしいアーティスト兼事業家だと思います。常に先のVISIONを明確にした上で、孤島からの新参者が生きぬ抜くためのシステムを聖地である欧米美術界で定まった規律、ルールの中に構築したのだと思います。
美術とビジネスは相反する。採算性を度外視した活動が美しい的な発想など、この世にはない。欲しい人、買いたい人が居て、市場は始めて成立する。即ち、売れる、人々に求められる作品を生み出すことが作家の使命であり、パトロン、コレクター、ギャラリスト達はその対価を支払い、作品を買取り、自己で保有するか販売するかを判断するだけである、と非常に合理的な発想の元に村上さんは活動をしているわけですが、僕も基本的には同意出来るし、そこまで到達した人だからこそ言える発言だとも思います。
自己満足や自分の為だけに活動するのが本分であるならば話は別ですが、それには有り余った資産が無い限り現実的には継続できないと思います。ただ好きだから、活動を継続したいからだけの目的が原動力では到底厳しい世界において村上さんの様に生き抜いてはいけないでしょうね。
どこの世界でも長く生き残るのは厳しいのですから。
村上さん動画
村上さん関連商品:
こちらは村上さんの芸術起業論。
非常に面白い内容なのでお勧めです。
この本はアートに興味の無いビジネスマンが読んでも面白いと思える内容です。
こちらは村上さんも一部出ているマーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン ~モード界の革命児~。 こちらもとても面白くてお勧め。初めてカメラが潜入したヴィトンの内部世界。

